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つるかめ漢方センターKampo Centerについて

漢方センター概要

当漢方センターは1998年10月より開設され、日本東洋医学会専門医制度に委嘱されている「指導施設」です。現在、総勢12名の漢方専門医(それぞれ西洋医学の分野で専門領域の知識を有している医師)を擁しており、渋谷区では有数の漢方施設です。

漢方治療について

漢方治療は、一人ひとりの患者さんの体質や自覚症状を重視し、QOLの向上を目指す「心身一如」すなわち病気を診、さらには人を診る医療であり、心身に優しい治療とも言えます。

しかしながら、漢方治療にも、得手不得手があります。 一般に漢方が劇的に効果をあらわすのは、自律神経が関与したもの、免疫機構が関与したもの、内分泌系が関与したもののいずれかであることが多いと言えます。

その一方で、漢方の弱点としては、手術を要する疾患(例えば、がん)、細菌感染症(例えば、肺炎)といったものが挙げられ、こうした病気があることがはっきりしているときは漢方だけにこだわる必要はなく、西洋医学的アプローチも大切になります。

お薬について

新宿つるかめクリニックには、140種類以上の漢方エキス剤がそろっています。診療の後、処方せんをもとにクリニック内の薬局でお薬をお渡しいたします。(煎じ薬ご希望の方は、院外処方せんになります。)

エキス剤とは一度煎じた漢方薬を凍結乾燥させたもので、顆粒、細粒、カプセル剤、丸剤などの剤形があります。エキス剤は煎じる手間がないので服用のし忘れが少なく、外に出かけるときに携帯するにも便利です。


漢方薬は自然の生薬からできた、身体を調和させていくお薬です。
心身両面に、やさしく、穏やかに働いていきます。
がんの緩和・補助治療のご案内

がん治療中・治療後の患者さんを漢方薬が支えます。

厚生労働省が2003年に実施した調査によると、がんと診断された時点で働いていた人のうちの31%が依願退職しています。

治療による体力や気力の低下、退院後の通院治療が重なり、「会社に迷惑をかけてしまう」と退職される方が多いようです。

漢方薬は、がんと診断された時から、倦怠感、気力低下、食欲不振、便通異常、しびれ、浮腫、冷えなどの症状の緩和、治療中や治療後の回復まで患者さんを支える力になります。

お気軽にご相談ください。

診断方法について

漢方診療においては、望診、問診、聞診、切診といった漢方特有の診断を行います。

望診

顔色や体格、皮膚の色、動作などをよく観ることです。この望診のなかに舌診という舌の診察があります。舌の形状や舌質の色、苔の色や厚さにより、体力や寒熱などを判断します。舌診は漢方診療において非常に大切な項目です。

問診

主訴や自覚症状、病歴、家族歴を確認する点では現代医学と同じですが、食欲、排便、睡眠、汗、口の渇き、月経の状態、冷えやのぼせなど、いくつかの必要な項目を確認し、全身状態を把握します。

聞診

声の調子や呼吸音、咳の音、おなかの鳴る音などを観察することです。においなど嗅覚による情報も聞診にあたります。

切診

体に触れて診断することで、現代医学でいう触診を意味します。この切診で特に重要なのは、脈診と腹診です。脈診は脈を診ることです。両手首の動脈に指をあてて、脈の力や速さを確認します。腹診は腹部を診ることです。腹部を触り、充実度や圧痛点を確認します。

これらの漢方的なものさしによって、個々の症状や全身状態を総合的に判断します。証は体質ともいえます。これらの個別的な所見を証といいます。証が決まるとそれに対応する漢方薬が決まります。

よくある質問

よくある質問についてはこちらをご覧ください。

受診の流れ

ご予約
完全予約制です。ご希望される医師・希望日をお電話で予約してください。
※はじめに「漢方希望」とお申し出ください。
また、Web予約からもご予約いただけます。

受付
問診票のご記入が必要ですので、ご予約時間の15分前にお越しください。なお、ご持参可能な方はご予約時間通りで構いません。
※現病歴と服薬状況を用紙1枚にまとめていただけると診察がスムーズです。

問診票のダウンロード

来院時にご記入いただく問診票を、こちらからダウンロードいただけます。
ご自宅で印刷、ご記入頂き当日ご提出いただけると受付手続きがスムーズになります。
是非、ご利用ください。

ご注意

最新の検査データ(健康診断結果、あるいは他院の検査結果)があれば、必ずご持参ください
投薬の安全性を確認するため、受診の際に血液検査、尿検査、CT等の各種検査をさせていただくことがあります。

診察

問診・舌診(舌を診ます)・脈診・腹診(お腹をさわる)を含めた診察を実施します。
※舌苔を歯ブラシなどでこすり取ると、診察に差し支える場合がございます。
※脈診をいたしますので、腕時計や袖口のボタンは予め外してお待ちください。
※ボディスーツの着用はご遠慮ください。

診察終了後

診察終了後は、外来受診と同じです。外来受診の流れはこちら
お薬のお渡し、お会計がございますので、受付前の待合椅子にお掛けになってお待ちください。

つるかめ漢方センタースケジュール

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時間帯
午前 星野 稲木
櫻井
杉本(真)※
(第2.4週)
杉本(耕) 稲木
室賀(第1週)
三潴(第3週)
堀川(第3週)
小林(瑞)
(第1.3週)
午後 稲木
小林(瑞)
稲木 石川
堀川
三潴(第3週) 稲木
石田(和)
(第2.4週)

※ペインクリニック領域の処方も承っております。お問い合わせください。

医師紹介

西元 慶治
西元 慶治(にしもと けいじ)―― 医療法人社団つるかめ会 理事長
卒業大学 東京医科歯科大学医学部 1975年卒
主な経歴 東京医科歯科大学脳神経外科学教室入局

アメリカ国立保健研究所(NIH)にて脳梗塞の研究

国立横須賀病院「脳神経外科」

東京都養育院付属病院「脳神経外科」を経て

医療法人社団 つるかめ会設立

東京医科歯科大学老年病内科臨床教授

若手臨床のアメリカ留学制度「N Program」主宰
専門領域 漢方:日本東洋医学会認定漢方専門医

脳神経外科:日本脳神経外科学会認定専門医

老人医療

厚生行政

国際医療

受診される方へのメッセージ

整形外科、総合内科、プライマリー・ケア、がんの臨床、高齢者医療、産業医療臨床医療のあらゆる分野に興味を持っています。また専門医や専門病院との幅広い人脈を持っておりますから、ハブ空港的な便利な医者としてご利用ください。

稲木 一元
稲木 一元(いなき かずもと)
卒業大学 千葉大学 1978年卒
主な経歴 日本赤十字社医療センター内科(1987~83)、財団法人日本漢方医学研究所附属渋谷診療所副所長(1993~2002)、青山稲木クリニック院長(2002~17)を経て、東京女子医科大学東洋医学研究所講師(2005~17)も務めました。現在は新宿つるかめクリニックと日本赤十字社医療センターで漢方外来を担当。

専門領域 漢方一般

日本東洋医学会漢方専門医・指導医・名誉会員

受診される方へのメッセージ

漢方は学生時代から叔父である松田邦夫(日本東洋医学会元会長)の指導を受けてきました。
漢方が役立つのは、虚弱体質の人、通常の治療で十分な効果の得られない人、ご高齢の方、女性の生理痛・PMS・更年期障害・冷え性等です。
漢方の良さを生かしつつ、東西両医学の融和した医療を行いたいと願っています。

ご挨拶:稲木先生が常勤医になられました。

小林 瑞
小林 瑞(こばやし みずほ)
卒業大学 鳥取大学医学部 1992年卒
主な経歴 虎ノ門病院 内科レジデント・消化器科(肝臓)医員、

当診療所、町田丘の上病院、フォレスト呼吸器内科クリニック町田
専門領域 漢方一般(日本東洋医学会認定漢方専門医)

内科一般(日本内科学会認定専門医)

消化器科

受診される方へのメッセージ

漢方薬の処方が一般的になっていますが、漢方治療は問診だけでなく、舌や脈、腹診などの診療から体を統合的に診察して治療する薬を選択します。精神的な症状でも目や耳、皮膚など部分的な症状に対しても同じです。飲んでいる漢方薬が本当に合っているか、是非漢方医の診察を受けてみて下さい。

室賀 一宏
室賀 一宏(むろが かずひろ)
卒業大学 独協医科大学医学部 1988年卒
主な経歴 東京医科歯科大学第2内科に入局し、武蔵野赤十字病院、土浦協同病院、

青梅市立総合病院、都立府中病院(主に腎臓、透析、高血圧)を経て

現在、黒河内病院勤務、東京医科歯科大学老年病内科臨床准教授、

日本大学医学部 総合和漢医薬学分野兼任講師



【所属学会】日本内科学会、日本腎臓学会、日本透析医学会、日本東洋医学会

【資格】日本東洋医学専門医
専門領域 漢方一般

内科一般

●西洋医学の専門分野

腎臓内科(透析を含む)

一般内科

●得意とする疾患(漢方)

腎・泌尿器系疾患を中心に漢方全般

受診される方へのメッセージ

「漢方は長期服用するもの」と思われがちですが、感冒などの急性疾患の場合は早目の服用で驚くほど短期間で改善することもしばしばです。治療方針を考える際、患者さんとの会話の中でヒントをいただくことも多く、時間のゆるす範囲でお話を傾聴させていただくよう心がけています。漢方を中心とした治療を行っていますが、一般内科にも対応させていただいておりますので、お気軽にご相談下さい。

星野 卓之
星野 卓之(ほしの たかゆき)
卒業大学 自治医科大学 1996年卒
主な経歴 国保旭中央病院にて研修後、鴨川市立国保病院・東庄病院などで地域医療に従事

2009年、北里大学大学院医療研究科博士課程修了(東洋医学)

現在、北里大学東洋医学総合研究所漢方診療部に在籍

北里研究所病院・小金井つるかめクリニック非常勤(漢方)
専門領域 東洋医学全般(日本東洋医学会専門医)

消化器病学(日本消化器病学会専門医)

総合医療・地域医療(日本内科学会専門医)

受診される方へのメッセージ

日本漢方としてのスタンダードな診療に、現代ならではの個別化した養生指導を組み合わせて診療していきたいと考えています。よろしくお願い致します。

齋藤 絵美
齋藤 絵美(さいとう えみ)
卒業大学 山口大学医学部 1995年卒
主な経歴 東京慈恵会医科大学産婦人科助手

北里大学東洋医学総合研究所漢方診療部医長を経て現在に至る

専門領域 産婦人科一般(日本産婦人科学会認定専門医)

漢方一般(日本東洋医学会認定漢方専門医)

受診される方へのメッセージ

通常の産婦人科診療に加え、漢方治療も積極的におこなっております。興味のある方は、ぜひご相談下さい。

堀川 朋恵
堀川 朋恵(ほりかわ ともえ)
卒業大学 東京医科歯科大学医学部 1994年卒
主な経歴 東京医科歯科大学第一内科

青梅市立総合病院

東京医科歯科大学循環器内科

北里大学東洋医学総合研究所

専門領域 循環器内科

内科一般

漢方

受診される方へのメッセージ

西洋医学と東洋医学それぞれの良い面を生かした治療を目指しています。

石田 和之
石田 和之(いしだ かずゆき)
卒業大学 東京医科歯科大学 1988年卒
主な経歴 東京医科歯科大学神経内科医局入局

東京医科歯科大学大学院医学研究科卒

武蔵野赤十字病院で研修、神経内科医として関東逓信病院、日産玉川病院、埼玉県総合リハビリテーションセンターなどに勤務。

漢方医として2005年東京女子医科大学東洋医学研究所へ入局。現在非常勤講師。

2021年より中央大学保健センター所長。
専門領域 漢方一般、内科一般、神経内科

日本内科学会総合内科 専門医

日本神経学会脳神経内科専門医・指導医

日本認知症学会認知症専門医・指導医

日本東洋医学会 漢方専門医

人間ドック認定医

受診される方へのメッセージ

頭痛、めまい、しびれ、神経痛など様々な脳神経症状に対して、西洋医学と漢方医学を組み合わせて、一人一人に合わせた治療を行っています。また、神経内科に限らず、様々な領域の疾患に対して、QOL改善のための漢方治療を実践しています。

石川 由香子
石川 由香子(いしかわ ゆかこ)
卒業大学 旭川医科大学 1983年卒
主な経歴 旭川医科大学眼科、旭川厚生病院、北海道漢方センター北大前区ニックを経て、

現在、新宿つるかめクリニック勤務
専門領域 漢方医療一般

日本東洋医学会専門医

受診される方へのメッセージ

現代人は、ストレス、過食、少ない睡眠時間など多かれ少なかれ生活習慣の乱れがあり、そのために体調を崩してしまいがちです。漢方は、疲れる、慢性痛、冷えるなど西洋医学で対処が難しい症状を、生体のバランスを整えることで改善していきます。少しでも症状を緩和し人生を快適なものとするために、皆様のお役に立てればと思っております。よくお話を聞き、生活習慣の見直しも一緒に考えていけたらと思います。何か悩みがありましたら、ぜひご相談下さい。

杉本 真理子
杉本 真理子(すぎもと まりこ)
卒業大学 京都大学 1991年卒
主な経歴 京都大学医学部付属病院麻酔科

東京大学医学部付属病院麻酔科

JR東京総合病院麻酔科、東京慈恵会医科大学大学院などを経て

帝京大学医学部附属病院麻酔科・ペインクリニック科 講師
専門領域 麻酔科(麻酔・術後疼痛管理・ペインクリニック)・漢方一般

麻酔科指導医・専門医、麻酔科標榜医、ペインクリニック専門医、漢方専門医、日本区域麻酔学会検定試験J-RACE合格、臨床研修指導医、日本医師会認定産業医、医学博士

受診される方へのメッセージ

西洋医学では対応が困難な不定愁訴や冷え・悪天・ストレスで悪化するような痛みなど諸症状に、漢方が効果的な場合もあります。患者さんの訴えをじっくり伺い、西洋医学と漢方の良さを生かした治療を行い、少しでも日常生活が改善できるようにお手伝いさせていただきます。

杉本 耕一
杉本 耕一(すぎもと こういち)
卒業大学 東京大学 1986年卒
主な経歴 1993年 6月 東京大学にて博士(医学)の学位授与

2005年11月 順天堂大学医学部内科学教室・血液学講座 助教授 (先任准教授)

2012年10月 JR東京総合病院血液・腫瘍内科 部長

2016年 4月 JR東京総合病院 副院長 現在に至る

      東京大学大学院医学系研究科非常勤講師 (血液・腫瘍内科学)
専門領域 日本内科学会 総合内科専門医

日本血液学会 血液専門医、血液指導医

日本東洋医学会 漢方専門医

受診される方へのメッセージ

血液内科という専門性が高い分野を専門としておりますが、より多くの患者さんの幅広い訴え・症状に対応できる医者になりたいと考えて漢方医学の研鑽を積んでおります。最も一般的な血液疾患である鉄欠乏性貧血なども、背景には月経に関連した問題が存在することが多く漢方治療で生活の質自体を改善することが可能です。このように私の外来では、西洋医学的な診断はできる限り明確にした上で、西洋医学的な治療で十分に対応できない部分を漢方医学で改善していきたいと考えております。
漢方治療をご希望の場合には基本的にどのような訴えにも対応致しますし、また血液専門医ですので血球数の異常、リンパ節腫脹の場合などもお気軽にご相談ください。

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