マンモグラフィガイドライン適合機種設置施設
マンモグラフィ検診中央精度管理委員会認定 読影医・撮影技師在籍
日本人の乳がん患者は急増しています。
現時点では、定期的な検診による早期発見、早期治療が最善の対処法と思われます。
但し、それぞれの個人によって乳房の様子も大きく異なりますので、専門医によってその人の乳房に最も適した診察や治療が必要になります。
気になる事があれば、早めに専門医を受診して下さい。
20年前に比べて、日本人女性の乳がんが約3倍に増えています。今では15~20人に1人、毎年40,000人以上の女性が乳がんと診断されています。
35歳から急増し40代~50代がピークです。晩婚化、少子化、食生活、ライフスタイルの変化などが増加の要因です。
乳房の中にある、乳腺(母乳をつくるところ)に発生する悪性腫瘍です。しかし早期に発見すれば90%が治癒できます。
今、日本人女性の15人~20人に1人が乳がんにかかるといわれており乳がんで亡くなる人は年々増加しています。原因は食生活やライフスタイルの変化が女性ホルモンの分泌に影響しているためとみられています。乳がんの完全な予防法はまだ見つかっていません。
乳がんはがんの中でも自分で見つけることができる病気で日頃から乳房の自己チェック(月1回)を習慣づけることが大切です。ただし、手で触れても分からないような早期乳がんはマンモグラフィ検査や乳腺超音波検査でなければ発見することはできません。
乳がんの発生に深く関わっているのが、女性ホルモンのエストロゲンです。
・初潮が早くはじまり、閉経が遅い (エストロゲンの影響を長期間うける)
・初産年齢が高い又は出産経験がない・授乳経験がない
・家族(特に母・姉妹・娘)に乳がんになった人がいる
・閉経後の肥満
・ホルモン補充療法をうけている
危険因子は乳がんになる確率を高めますが、誰でも乳がんになる可能性があります。早期発見・早期治療により、高い確率で完全に治すことができます。 早期発見・早期治療のためには、「乳がん検診」を定期的(1年に1回)に受けましょう。 検査は、「マンモグラフィー(乳腺専用レントゲン)」や「乳腺超音波検査(エコー)」などの画像診断に加え、医師の視診・触診で行います。
チェックは月に1回程度、乳房の張っている月経前は避けて、月経開始後5~10日以降に行いましょう。
1.鏡の前に立ち、自分の乳房の形、乳頭の向きなどを確認します。
・左右の位置に違いがないか
・乳頭にただれがないか
・陥没がないかといった点をチェックします。
2.乳房の表面に、小さなくぼみやしわ、腫れがないかどうかをチェックします。 乳がんのもっともできやすい場所は、乳頭の上方からわきの下にかけてのあいだですが、乳頭の内側や下方にできることもありますし、上方の鎖骨とのあいだにできることもあるので、乳房の周辺をじっくり観察しましょう。
3.次に両手を高く上げます。このとき、乳房のどこかにかすかな「ひきつれ」を感じることがあれば、その位置をチェックします。 腕を上げた姿勢のまま、少し身体をひねったりして、同様にひきつれを確認します。
1.まず乳頭を指でつまみ、根元付近を少ししぼります。このとき血の混じった茶色の分泌液が出ないかどうかチェックします。
2.次に、指の腹(人さし指・中指・薬指)で乳房の表面全体を軽くなで、しこりがないかどうかをチェックします。しこりがあると、かすかに盛り上がった感じや硬い感じが、指先に伝わってきます。乳がんのしこりは硬めで、表面 はでこぼこしていて、触れても痛みはありません。
3.見た目でくぼみやしわ、はれのあった個所、ひきつれを感じた個所などは、少していねいに触ってみましょう。 表面 を軽くすべらせるようになでます。 手の表面にベビーパウダーをつけたり、入浴中なら濡らした石鹸をつけるのもいい方法です。
当院の乳腺検査はすべて
女性放射線技師・女性臨床検査技師が担当をしておりますので、安心して受診してください。
マンモグラフィーとは、乳房専用のX線撮影装置です。
乳がんの初期である微細な石灰化や、セルフチェックではわかりにくい小さなしこりなどを検出することができます。
乳房を圧迫板とフィルムの入った板ではさみ、薄く延ばして撮影します。左右それぞれ上下と斜め方向から、計4回撮影します。
当院では最新鋭のフルデジタルマンモグラフィ装置を使用しており、検査時間の大幅な短縮、圧迫による痛みの軽減を目指し女性に優しい検査を心がけております。
超音波を出す「プローブ」と呼ばれるセンサーを乳房にあて、はねかえってくる音波を画像化します。
触診では分からない数ミリ単位のしこりも発見できます。
検査はすべて女性検査技師が担当いたします。
授乳中はマンモグラフィでは乳腺組織が見づらいこともあり、超音波検査をお勧めしています。
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時間帯 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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午前 | 松井(第4週) | |||||
午後 | 東医大 | 神戸 | 林(香) 神戸(第2.4週) |
東医大 | 尾身 | 山室 |
卒業大学 | 慶應義塾大学医学部 1986年卒 |
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主な経歴 | 東京都済生会中央病院 慶応がんセンター 山王病院を経て 現在、東京医療センター乳腺科医長 |
専門領域 | 乳癌学会専門医・指導医 外科学会専門医・指導医 マンモグラフィ読影判定AS評価 消化器外科認定医 |
卒業大学 | 東京女子医科大学 1987年卒 |
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主な経歴 | 昭和62年4月 東京女子医科大学病院内分泌外科入局 平成21年3月 上記退職 |
専門領域 | 日本乳腺学会認定医 |
卒業大学 | 東京女子医科大学 1999年卒 |
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主な経歴 | 東京女子医科大学 乳腺内分泌外科 准講師 |
専門領域 | 乳がん・甲状腺疾患 日本外科学会 専門医、指導医 日本内分泌外科学会 甲状腺外科学会 専門医 日本乳癌学会 専門医、指導医 マンモグラフィ読影認定医 |
卒業大学 | 日本大学 2009年卒 |
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主な経歴 | 2009年 日本大学医学部附属板橋病院 2011年 日本大学医学部 外科学系 乳腺内分泌外科 2018年 国立病院機構 埼玉病院乳腺センター |
専門領域 | 日本外科学会専門医 日本乳癌学会認定医 検診マンモグラフィ読影認定医AS評価 乳がん検診超音波検査判定認定医 |
卒業大学 | 新潟大学 2014年卒 |
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主な経歴 | 2014年 4月~2016年3月 日本赤十字社医療センター(初期研修) 2016年 4月~2016年9月 東京大学医学部附属病院 外科専門研修 2016年10月~2018年9月 東京都立多摩総合医療センター 外科専門研修 2018年10月~東京大学医学部附属病院 乳腺内分泌外科 特任臨床医 2020年4月~東京大学大学院医学系研究科 外科学専攻博士課程入学 |
専門領域 | 日本外科学会専門医 マンモグラフィ検診精度管理中央委員会 検診マンモグラフィ読影認定医 がん治療に関わる医師に対する緩和ケア研修会修了 |
卒業大学 | 東北大学 2013年卒 |
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主な経歴 | 2013年 東京大学医学部附属病院にて初期研修 2015年 獨協医科大学埼玉医療センターにて後期研修 2018年 東京大学乳腺内分泌外科入局 |
専門領域 | 日本外科学会専門医 乳腺認定医 検診マンモグラフィ読影認定医 |