当クリニックの院長を務めております門前幸志郎です。ご挨拶としまして、まず簡単に私の経歴を述べますと、東京大学医学部第三内科および循環器内科の出身で、日本学術振興会特別研究員、東京大学医学部附属病院循環器内科助手、前職の山王病院内科・循環器内科および国際医療福祉大学臨床医学研究センター准教授などの職務を経て、2015年より当クリニック院長の重責を担っております。
私の専門分野は、高血圧・狭心症・心筋梗塞・不整脈などの循環器疾患全般と、動脈硬化性疾患予防のための生活習慣病の治療ですが、総合内科医として内科疾患全般も担当しています。診療において特に心掛けていることは、医学的エビデンスに基づいた診療(evidence-based medicine = EBM)ですが、それと同時に受診者の皆様お一人お一人の病状は様々ですので、EBMに沿うことと同時に、これまでの自身の経験則も踏まえながら、それぞれの病状に応じた最適な検査や治療を選択することが肝要であると考えます。また、大学で心臓再生医学の基礎研究に従事した経験をもとに、最先端の医学的知見を取り入れた診療を目指しています。加えて、皆様へは丁寧なわかりやすい説明を行い、ご理解と同意を得た上で診療を進めるという、当たり前のことですが必要な診療理念を貫きます。
また一方では、一個人は万能ではなく、行えることに限りがあることは医師とて同様であります。そこで必要に応じて複数の専門医が連携・協力をして、診療にチームとして臨むことも大切と考えます。その観点においては、当診療所はそれぞれの専門分野に精通した医師を多数揃えており、それぞれがプロフェッショナルとしての気概をもって診療に当たっています。また、それを補佐する看護師・薬剤師・技師・事務職員などの医療スタッフも、受診者の皆様のために十分なサポートやホスピタリティーが提供できますよう、日々努力しております。今後も皆様の健康が守られ、生活の質(quality of life = QOL)が維持・向上されますよう、全員が一致団結して努めてまいります。当診療所が受診者の皆様からの信頼を得て、診療を通じて皆様がQOLの向上と幸せの実感を得られることのお手伝いをするという大切な使命を達成できますよう、医師、医療スタッフと協力しながら当診療所を率いて参る所存です。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。