受診者のみなさんに安心と信頼を提供する新宿つるかめクリニック

今日、天職という言葉は死語となりかかっています。
テンショクというと、今や多くの若い人にとっては「転職」を指しているそうですが、そうではなく、もっと自然で、もっと自発的で、この上なく貴い職業、それが天職です。それはどの分野にもあり得ますけれども、例えば俳優、例えば芸術家、例えば職人、例えばスポーツマン、そのような人も羨むような花形職業でなくとも、世の中の一隅を照らすような仕事、これは浜の真砂ほど無数にあります。幸いなことに医療機関で働くことは医師、ナース、技師に限らず、事務職でも容易に毎日が人のお役に立つことになります。そういう仕事に就くことができたならば、人としてこんな仕合わせなことはありません。
社会の中で自分が出来ること、そして自分に向いていることを職業とすることはとても幸運なことです。それが人々に喜ばれ、自分も仕事の中で誇らしくやりがいがあったら申し分ありません。自分の喜びや悲しみや、楽しみや苦労、全部をひっくるめて捧げ尽くして悔いることがない仕事を天職と言うのであります。
天職は希有にして得がたいものではありません。その宝物はどこにでも、そう、あなたの足下にも落ちています。わが「医療法人つるかめ会」においても、いくらでも転がっています。
みなさま、どうぞその宝物をお拾いくださいますよう...。