耳鼻咽喉科の利点は、病気の程度と広がりをファイバースコープなどで直接観察できること、またその結果に応じて投薬だけでなく、鼻やのどへの処置、ネブライザー(薬の吸入)など必要な治療を行える点です。
鼻水、鼻づまり、のどの痛み、痰などの不快な症状をできるだけ速やかにやわらげることが可能です。
耳が痛い、耳が聞こえない、耳鳴りがする、耳でガサガサ音がする、耳がつまった感じがする (耳閉感) 鼻水が出る、くしゃみ、鼻づまり、においがしない、粘り気のある黄色い鼻汁が出る、 ほっぺたが痛い、めまい、のどが痛い、咳が出る、痰が出る、声がかすれる、 発熱、あごの下や首が痛い、首にしこりがある
上記症状のある方は耳鼻咽喉科への受診をおすすめします。
1.喉頭ファイバー
2.CT・レントゲン撮影
3.聴力検査
4.ティンパノメトリー (鼓膜の張りをみる)
5.平衡機能検査
6.頭位・頭位変換眼振(めまいの検査)
7.睡眠時無呼吸検査
風邪症状の後、鼻炎がひどい、 頬が痛い、 鼻の周りの痛み、 目の痛み、 頭痛や頭重感、においがわからない、黄色い鼻汁、 鼻づまり、 分泌物が鼻腔の奥から喉にたれてくる。
1.主な治療は抗生剤などの薬剤の服用、鼻汁の吸引、ネブライザーでの薬の吸入などです。
2.慢性副鼻腔炎は数回の外来治療で治すことは困難で、人によって治療期間はある程度長くなりますが、改善します。
CTやMRIで真菌による炎症が疑われる場合は抗生剤が効かないため、洗浄処置を行いそれでも治らなければ手術が必要となります。
3.上顎洞(頬の辺り)の炎症の中には歯が原因のものもあり、歯科治療をお願いすることがあります。
初診時にはファイバースコープで鼻茸や膿の流出がないか、鼻の中を診察します。
副鼻腔炎の診断には画像検査も重要です。
単純レントゲンの被爆量は極少量であり、外来通院期間中には鼻腔ファイバーと合わせて数回行います。
治療開始時には、感染所見が強い場合抗生物質を処方します。
薬の利き目を確かめるため、5~7日の間隔で来院して頂きます。
効果不良の場合は薬の種類を変更します。
鼻の場合は耳と違って診察のタイミングによって状態が変わる(例えば鼻をかんだ直後だときれいに見えてしまう)ので、お子さんの場合はお母さん方の家庭での観察をお聞きします。正確な状態を報告して頂けると治療の大きな助けになります。(例:鼻みずが出なくなった。痰が溜ったような咳が減った。 (黄色い鼻汁が透明になった、など)
風邪でもないのに突然くしゃみや鼻水が止まらない。鼻づまりが続く。こんな症状が起こったら、アレルギー性鼻炎かもしれません。近年、アレルギー性鼻炎にかかる人の数は増加しており、5人に1人はこの鼻炎に悩まされています。発症の低年齢化も進んでいます。
くしゃみ(発作的または続けて何回も起こる) →異物を外に出そうとする働き
鼻水(透明でさらさらしている)→異物を洗い流そうとする働き
鼻づまり(他の症状よりも後からおこりやすい) →鼻の粘膜が腫れ、鼻の通り道が狭くなることによって起こる
~鼻づまりについて~
下記は「鼻づまり」が原因で起こる可能性がある主な症状です。
鼻づまりは自覚症状として認識されにくく、自分では気づいていない場合があります。
口から空気を吸うため、乾いた空気が直接のどに入り、口や喉が渇くことがあります。
鼻から空気を吸えないため、匂いを感じにくくなり、その結果、味が分かりづらくなります。
口から息を吸う事により、のどが乾燥し、さらに異物が直接のどに入るために、咳が出やすくなります。
鼻づまりがあると息苦しく、よく眠れなくなります。就寝時は日中よりも鼻がつまり やすくなるため、昼間に症状が軽くても夜に重くなることがあります。
この鼻炎には、症状が一年中でる「通年性アレルギー性鼻炎」と、一定の季節に限って症状が現れる「季節性アレルギー性鼻炎」の2つがあります。
また、2つが同時に起こることもあります。
機密性の高い居住環境によるハウスダストの増加、 花粉の飛散量の増加、大気汚染、ストレス、食生活の変化 など 原因となる抗原のほとんどは、呼吸によって体内に入ってくる吸入性のものです。 繰り返し抗原を吸い込むことでアレルギー反応が起き、鼻の不快な症状が現れます。
冬に比較的強い症状がでる。暖房で窓を閉め切っていると、室内にハウスダストが飛び回り、さらに空気が乾燥 するため症状が悪化する。
合併症:ぜんそく、アトピー性皮膚炎
いわゆる花粉症はこちらに含まれます。発症時期は原因となる植物の開花時期と一致します。
鼻の症状の他に、目のかゆみ・充血(アレルギー性結膜炎)・のどの違和感、皮膚のかゆみ・湿疹、咳、頭が重たい感じなどの症状がでることがあります。
アレルギー性鼻炎の症状は、かぜの初期症状ととてもよく似ています。それぞれ治療法が異なりますので、お気軽にご相談下さい。
横にスクロールしてください
時間帯 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 |
稲垣 |
岡本(伊) 朝守 |
多田 | 本田 三輪 |
清水(顕) 三輪 |
向井(第1.3週) 有泉(第1.5週) 多田(第2週) 本田(第2.4週) 岡本(伊) (第3.4週) 杉本(太郎) (第5週) |
午後 |
丸山 |
有泉 相原 |
多田 上條 (第2.4.5週) 杉本(太郎) (第1.3週) |
中溝(第2.4週) 崎浜 |
羽生 檜原 |
羽生(第1.5週) 稲垣(第1.3週) 岡本(伊) (第2.4週) 杉本(太郎) (第4週) 丸山(第2.5週) 檜原(第3週) |
卒業大学 | 山形大学医学部卒 |
---|---|
主な経歴 | 山形大学医学部付属病院耳鼻咽喉科助手 癌研究会付属病院頭頚科医員 現 国際医療福祉大学三田病院頭頸部腫瘍センター |
専門領域 | 日本耳鼻咽喉科学会専門医 日本頭頸部がん専門医 日本頭頸部外科学会頭頸部がん専門医制度暫定指導医 日本がん治療認定医 |
卒業大学 | 東京医科大学 2003年卒 |
---|---|
主な経歴 | 東京医科大学病院 東京医科大学病院八王子医療センター 戸田中央総合病院 国際医療福祉大学三田病院 頭頸部腫瘍センター 現在は東京医科大学 准教授 |
専門領域 | 日本耳鼻咽喉科学会専門医 日本頭頸部外科学会頭頸部がん専門医 日本気管食道科学会認定気管食道科専門医 耳鼻咽喉科専門研修指導医 頭頸部癌専門医指導医 日本癌治療認定医機構がん認定医 |
卒業大学 | 東京医科歯科大学 2002年卒 |
---|---|
主な経歴 | 埼玉県立がんセンター 頭頸部外科勤務、 青梅市立総合病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科科長を経て、 現在 東京医科歯科大学 頭頸部外科講師 |
専門領域 | 頭頸部癌 専門医 耳鼻咽喉科 専門医 かん治療 認定医 |
卒業大学 | 東京医科歯科大学 2007年卒 |
---|---|
主な経歴 | 東京大学工学部を卒業後、東京医科歯科大学医学部に3年次編入。東京医科歯科大学初期研修修了。 東京医科歯科大学耳鼻咽喉科へ入局後、関連病院での勤務、米国国立衛生研究所(NIH)客員研究員、総合病院土浦協同病院耳鼻咽喉科科長を経て、 現在、東京医科歯科大学耳鼻咽喉科助教 |
専門領域 | 耳科学、平衡医学 日本耳鼻咽喉科学会 専門医 日本めまい平衡医学会専門会員/めまい相談医 |
卒業大学 | 東京医科大学 1996年卒 |
---|---|
主な経歴 | 東京医科大学病院 耳鼻咽喉科・頭頚部外科 臨床准教授 |
専門領域 | 専門:頭頸部腫瘍 日本耳鼻咽喉科専門医・指導医 がん治療認定医 頭頚部がん治療専門医・指導医 |
卒業大学 | 日本医科大学 1984年卒 |
---|---|
主な経歴 | 公益財団法人がん研究会附属病院 頭頸科医員 日本医科大学附属病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科准教授を経て、 現在、東京女子医科大学耳鼻咽喉科 准教授 |
専門領域 | 日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医 日本頭頸部外科学会認定 頭頸部がん専門医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 |
卒業大学 | 奈良県立医科大学 2013年卒 |
---|---|
主な経歴 | 神戸市立医療センター 中央市民病院 初期研修医 都立駒込病院 耳鼻咽喉科 後期研修医 東京女子医科大学 耳鼻咽喉科 助教 |
専門領域 | 日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医 日本がん治療認定医機構認定 がん治療認定医 |
卒業大学 | 福島県立医科大学 2014年卒 |
---|---|
主な経歴 | 2014年4月~2016年3月:大原綜合病院 初期研修医 2016年4月~2017年3月:東京医科大学 耳鼻咽喉科頭頸部外科学分野 2017年4月~2019年3月:東京医科大学八王子医療センター 耳鼻咽喉科頭頸部外科 2019年4月~2022年5月:国際医療福祉大学三田病院 頭頸部腫瘍センター 2022年6月~:東京医科大学 耳鼻咽喉科頭頸部外科学分野 |
専門領域 | 耳鼻咽喉科頭頸部外科専門医 がん治療認定医 補聴器適応判定医 |
卒業大学 | 東京医科歯科大学 1987年卒 |
---|---|
主な経歴 | 東京医科歯科大学医学部付属病院耳鼻咽喉科入局 東京都立豊島病院耳鼻咽喉科医員、東京医科歯科大学医学部耳鼻咽喉科助手、 中野総合病院耳鼻咽喉科部長、東京医科歯科大学医学部頭頸部外科講師などを経て、 現在、がん・感染症センター都立駒込病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科部長 |
専門領域 | 日本耳鼻咽喉科学会認定 耳鼻咽喉科専門医・指導医 日本頭頸部外科学会認定 頭頸部がん専門医・指導医 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医・指導責任者 |
卒業大学 | 東京医科大学 2015年卒 |
---|---|
主な経歴 | 東京医科大学病院 初期研修医 戸田中央総合病院 東京医科大学八王子医療センター 国立がん研究センター中央病院 東京医科大学病院 耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野 助教 |
専門領域 | 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定専門医 |
卒業大学 | 東京医科大学 2012年卒 |
---|---|
主な経歴 | 2006年4月 東京医科大学入学 2012年3月 同上卒業 2012年4月 東京医科大学病院臨床研修医として勤務 2014年4月 東京医科大学病院耳鼻咽喉科学分野後期臨床研修医として勤務 2015年4月 東京医科大学茨城医療センター耳鼻咽喉科へ後期臨床研修医として異動 2016年10月 同上から異動し耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野後期臨床研修医として勤務 2017年4月 東京医科大学病院耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野臨床研究医 2019年4月 戸田中央総合病院耳鼻咽喉科医員として勤務 2021年3月 西東京中央総合病院耳鼻咽喉科 2022年9月 同上より帰任し耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野助教として勤務 2024年2月 同上にて耳鼻咽喉科・頭頸部外科学分野講師として勤務 東京医科大学で講師を務めながら、現在に至る |
専門領域 | 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定専門医 耳鼻咽喉科専門医研修指導医 日本睡眠学会認定専門医 補聴器相談医 |