令和6年10月より金子 哲史先生が、当院の常勤医となりました。
今後とも、つるかめ会をどうぞよろしくお願い申し上げます。
この度、10月1日より新宿つるかめクリニックの常勤医として勤務させていただきます金子哲史(かねこてつし)と申します。就任にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
私は山形大学医学部卒業後、大宮赤十字病院(現 さいたま赤十字病院)で循環器科の研修を行い、ソーンズ法やバルーン拡張術、ウロキナーゼを使った血栓溶解療法などを学び、ベアメタルステント留置、カッティングバルーンといったような、今では日常的に実施されるカテーテル治療を数多く体験してきました。
その後、新宿つるかめクリニックの前身である新宿海上ビル診療所にて、1996年4月より循環器科の非常勤医師として28年間勤めて参りました。この間、東京医科大学で学位を授与され、循環器専門医の他、認定内科医、総合内科専門医、日本保険医学会認定医、認定産業医の資格を取得いたしました。それらの知識と経験を生かして今まで外来診療を担当して参りましたが、より診療に関わる機会を増やしたく、西元慶治理事長、門前幸志郎院長にお願いしましたところ、同クリニックで循環器科、内科医として勤務する機会を快く与えていただきました。
さて、近年、循環器科領域を取り巻く環境も大きく様変わりし、新たな抗凝固薬やANRI、SGLT2薬、経皮吸収のβ遮断薬などの新しい薬が次々と登場し、虚血性心疾患、慢性心不全のコントロール、心房細動を含む不整脈管理などが外来でも対応可能になってきました。また、超高齢社会を迎え、循環器疾患の罹患者数は年々増加してきており、特に心不全は将来「心不全パンデミック」を引き起こす可能性が指摘されています。そのため、時宜を得た病院への紹介はもちろんのこと、退院後の療養で重症化予防,再発予防,それからリハビリテーションなど様々な場面でかかりつけ医として少しでも患者様のお役に立てればと考えております。
さて、近年、循環器科領域を取り巻く環境も大きく様変わりし、新たな抗凝固薬やANRI、SGLT2薬、経皮吸収のβ遮断薬などの新しい薬が次々と登場し、虚血性心疾患、慢性心不全のコントロール、心房細動を含む不整脈管理などが外来でも対応可能になってきました。また、超高齢社会を迎え、循環器疾患の罹患者数は年々増加してきており、特に心不全は将来「心不全パンデミック」を引き起こす可能性が指摘されています。そのため、時宜を得た病院への紹介はもちろんのこと、退院後の療養で重症化予防,再発予防,それからリハビリテーションなど様々な場面でかかりつけ医として少しでも患者様のお役に立てればと考えております。
また、新宿つるかめクリニックでは健康診断も数多く実施されております。循環器科の領域では心音異常、血圧異常、心電図異常、胸部単純レントゲン写真での心・血管陰影の異常などをより早期に発見し、心臓超音波検査、ホルター心電図検査、負荷心電図検査などの検査機器を使用して、より早期の診断・治療に結びつけることが可能となっています。このような病院と同等の充実した検査設備が整えられているのも、理事長・院長をはじめとする関係各位のご尽力によるものと存じます。そして、私自身、当たりまえの医療を当たりまえに患者様へ提供できるよう、これからも日々研鑽を重ね、皆様のご指導・ご鞭撻を賜りながら、少しでも社会貢献できればと考えております。
以上、簡単ではありますが、常勤医就任のご挨拶とさせていただきます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。